『「健康」は、脳が99%決める』を読みました。
『「健康」は、脳が99%決める』を読みました。
脳をよくすることで、体をよくする方法が書かれています。
脳のタイプ別のダイエットの方法や
脳から肌を美しくする方法などなど、、
脳の機能をよくするためにはやっぱり運動がいいようです。
有酸素運動と複雑な動きの組み合わさった様々な運動がいいようです。
有酸素運動を少なくとも週3回、最低20分行うと良いようです。
運動は、脳細胞の成長を促し、認識能力を高め、気分を爽快にし、うつ病を緩和し、心配や不安を和らげ、認知症やアルツハイマーを予防したり進行を遅らせ、注意力欠如障害を緩和し、月経前症候群を和らげたり、様々な効果があるようです。
脳のタイプ別のおすすめの運動も載っていて興味深いです。
(自分が脳のどの部分が弱いかは、巻末の70項目にわたるチェックリストを行うことでわかります)
◇前頭前野に問題がある場合(ADD,集中力がない、衝動的、計画性がない)
激しい有酸素運動(運動量を多くする)、卓球、瞑想
◇前帯状回に問題がある場合(恨みを抱く、ネガティブ思考に囚われている)
人と付き合いのある有酸素運動(ダンスなど)
◇大脳基底核に問題がある場合(不安神経症、パニック障害、絶えず心配性である)
ヨガ、有酸素運動
◇側頭葉に問題がある場合(記憶に関する問題)
決まったステップを覚えるような、ダンスやエアロビクスなど
◇小脳に問題がある場合(思考力の減退)
協調運動
ただし、脳に怪我をする危険のある運動は、避けたほうがいいようです。
(ヘディングなどの衝撃でも脳はダメージを受けるそうです!)
慢性ストレスは脳への血流を妨げ、それが脳の全般的な機能を低下させて、脳を早く老化させるそうです。
慢性ストレスは認知機能にも感情のバランスにもマイナスの結果をもたらし、
ストレスを感じると、本来すべき健康管理をそれほどしたくなくなってしまいます。
運動したり、栄養のある食べ物を食べたり、定期的に薬を飲んだりすることに気乗りしなくなってしまいます。
ストレスは不妊、頭痛、歯ぎしり、めまい、胃痛、免疫力低下、アレルギー、下痢や便秘、食欲の増加や低下、イライラ、集中力の低下、孤独感、無価値観、衝動買い、体重増加などなどの原因にもなっています。
もちろん、小さなストレスや、短時間のストレスは問題ありません。
休みなくストレスが続く状態が問題になってきます。
日常からくるストレスを和らげる方法
1、日常的に瞑想あるいは祈りをする
2、ヨガのレッスンを受ける
3、人に任せることを学ぶ
4、感謝する
逆にネガティブな思考パターンは脳を醜くするそうです。
毎日感謝を5つ書き出すといいそうです。
5、十分な睡眠をとる
6、体を動かす
7、イメージするだけで自分の手を温められるようにする
8、腹式呼吸をする
9、クラシック音楽で癒される
10、ラベンダーの香りで癒される
ゼラニウム、ローズ、カルダモン、ビャクダン、カモミールなどもストレスを緩和する鎮静効果があります
11、ストレスを生むような状況を予行演習する
12、今を生きる
13、自己催眠を実践する
14、脳に有害な物質を避ける
カフェイン、砂糖、アルコール、喫煙を避ける
15、笑う
16、慢性ストレスについて相談する
心理療法、トラウマへの対処
だそうです。
簡単なものから取り入れていきたいですね。